日本の外食はやっぱりうまい

和風フレンチの登場

1990年代に入って空前のイタリアンブームになってパスタ好きの日本人に受け入れられてきました。

 

最近では、ピザやスパゲティーの専門店は全国のどこに行っても有りますし、リストランテの様な高級なイタリアンもイタリア人シェフが経営する店もあります。

 

1980年代まではイタリアンよりもフランス料理に人気が集中していましたので素敵なフレンチが数多くありました。

 

それらの中には日本人のシェフが研究して日本人の味覚に合ったフレンチを売りにして人気を博した店もあります。

 

現在は東京の港区の白金台のイチョウ並木沿いにある和風フレンチの「OZAWA」が健在に営業しており人気があります。

 

白金台と言うとシロガネーゼと呼ばれるセレブの女性がショッピングや食事を楽しむオシャレな街のイメージで、イチョウ並木の広々とした通りは都内でも珍しい素敵な空間です。

 

この通り沿いにあるOZAWAは、グリーン色のビルの地下一階にありますが、オシャレなインテリアにオープンキッチンの店内では真っ白で清潔感のあるシェフ{小沢氏}が客席を周ったり料理を作ったりと忙しくしています。

 

ここのシェフの作る料理の特徴はフランス料理の物まねではなくて日本人としての自分の感覚を織り交ぜた「日本人による日本人のためのフレンチ」を目指しています。

 

料理の味付けも懐石料理の様な薄味で素材の持つ自然の味を引き出すことに徹底しています。
一時のフランス料理はクリーミーなソースやデミグラスソースの様な比較的濃いめのソースに頼る事が多いので嫌う人がいましたが、OZAWAシェフは洗練された日本料理の様な感覚を上手に取り入れることで日本人向きのフレンチを成功させています。

 

オードブルも懐石料理の前菜のように何種類ものオシャレな盛り付けで少量ずつのオードブルを楽しませてくれます。

日本橋の西洋料理ステーキ店

東京駅の中央口を出て正面の通りを真っすぐ歩いてゆきますと、番地は日本橋になりますが地下一階に西洋料理とステーキを売りにする店があり人気があります。

 

エレベータで下りて入口の扉を開けますと正面に8名ほどが座れる木製のカウンターが眼に入ります。

 

奥の方にはテーブル席も有りますが難を言わせてもらえれば料金の割には席が狭い事です。

 

一見、和食店のカウンターの様な感じですがカウンターの中ではシェフと数人の若いコックさんが忙しく料理を作っています。

 

ここの一番の売り物である美味しそうなフィレ肉の塊が置いてあります。

 

オーナーシェフであるご主人夫婦は京都のホテルで修行してロンドン、フランス、ドイツでも勉強した経験があるようです。

 

高級感は余りありませんがアットホームな気軽さがあり堅苦しくない雰囲気は良いです。

 

何といっても質の良い牛肉を塊で焼いてくれる事が最高の店ですが、シーフードのカキのオイスターシェルも魅力のある一品です。

 

また、スモークサーモンが評判で厚めで大きくスライスして焼き目を入れたサーモンの味と香りは、なかなかお目にかかれない優れモノですので大満足させてくれます。

 

また、白身魚のカルパッチョと合うホワイトパラガスの前菜もホワイトワインとのバランスも宜しく楽占めます。
この店の極めつけは何と言ってもフィレ肉の分厚い塊のステーキです。

 

回転させながら炭火でじっくり焼いたフィレステーキは、外側は焦げ茶色にコンガリ焼けていますが、ナイフでカットすると内側はピンクロゼの美しい色でジューシーさに溢れています。

 

美味しい肉に合わせたボルドー産のワインの品ぞろえもしっかりしています。