居酒屋文化について

居酒屋文化について

日本にはお酒と料理を一緒に楽しむ、居酒屋文化が根付いています。
もともとは、酒屋で購入したお酒を、自宅まで飲むのを我慢できずに、
酒屋の店内で飲んだ事が発祥だと言われています。
酒屋に居座るから、居酒屋なのです。ストレートな名付け方で面白いですよね。
最初はお酒だけだったのが、おつまみも欲しい、椅子に座って飲みたいと、
客からの要望により今のような形になっていきました。

 

また日本で居酒屋文化が発祥したのは、日本人の体質にも関係しているのではないでしょうか?
例えば、スペインやイタリアにはバルと呼ばれるお店があります。
スペイン人やイタリア人は、仕事終わりにバルへ行き、軽く一杯お酒を飲み、同僚とお喋りを楽しみます。
そんな長居はせずに、2〜3店のバルをハシゴするのが一般的です。
バルには軽い軽食はありますが、基本的にはお酒を楽しむ場だと言えるでしょう。

 

彼らは体質的にアルコールに強く、
空きっ腹でお酒を飲んでも、2〜3店ハシゴをしてもお酒に酔う事はありません。
同じ行為を日本人が実行したら、大抵の人は酔っぱらってしまいます。
それは日本人が体質的にアルコールを分解する能力が低いからです。

 

そのため、先に料理を食べて、酔っ払いにくい状態にしておく、そして1店舗でゆっくりと飲む。
そんな居酒屋文化が、日本人の体質に合っていると言えるのではないでしょうか?
また、性格的な国民性の違いも関係しています。
バルでは赤の他人同士でも、すぐに意気投合して仲良くなります。
そのため、1人で訪れて席が隣になった人に、平気で話しかけます。

 

ですが、日本人はいきなり赤の他人に話しかける事はありません。
居酒屋へも気のある友達や会社の同僚と訪れ、知り合いと一緒にテーブル席につきます。
そのためバルは一人客対応、居酒屋は団体客対応になっています。